なぜ十一面観音

観音菩薩のなかで、聖観音(観音の基本形…スタンダード版観音)に次いで人気のある観音が、作例の数&作例の古さから言うと十一面観音です。
スタンダード観音にオプションとして頭が10個ついたもの。
さて、なぜ十一面か?本名はサンスクリット語で「エーカーダシャムクハ」意味は十一面…と言う意味。本名が十一面なんで十一面観音。
彫刻的な作例では、オリジナル顔+頭の上の11面 or オリジナル顔+頭の上の10面とか、果ては、九面観音とか…全然11面じゃないのもある。

一番頂上に生えてるのは、如来面ですね。

正面は普通の顔が3面(慈悲面)「俺たち普通…普通が一番!」
向かって右側面の顔×3は怒ってます!(威怒相)
「おらぁ、おめらぁ!善人にならんと、お仕置きすんぞ!」
向かって左側面の顔×3は白い歯を出してさわやかに笑っています。(利牙上出相)
後面が笑ってる。(暴悪大笑面)
「いつまでも仏教以外、信心してると笑っちゃうよ!」



ブルキナファソ人と長谷寺

ブルキナファソと言う国がある。
「仏領西アフリカ」の植民地だったが、6つの国に分かれて1960年に独立した。国の名前は「清廉潔白な人の国」の意だそうだ。「ガーナ国」の北方に位置する。
先日、この国の人を初めて鎌倉の長谷寺を案内した。十一面観音を観て頭の上にどうして11の頭があるのか、又、第二展示室で八つの手があったり、頭が馬の顔だったり、鷲の頭だったり、雷だったりするのかと、鋭い質問を受けたのでした。

フランス人と報国寺

金沢街道、よく「塩の道」とも云われた、沿いに臨済宗の禅寺がある。最近、山門が改築されて、周囲との調和が問題となっています。日曜日には、座禅会が行われ、若者が足をしびれさせながらも、真剣に座禅をしている。

先日、ひょんなことから、フランス人をご案内した。「鎌倉らしい所を」ご希望と言うことで、ここしかないと仏殿にお参りし、裏庭にご案内した。そこは、有名な竹林。昼なお暗く、かすかに聞える滝の音がするだけ。
お抹茶を頂き、しばしくつろいでいたところ、彼は心が癒さされろと、とても喜んでくれた。退職して3年、年金生活者。現在はアマチュア柔道の先生。現役時代は、ミサイルを追跡する管制官だった。裏山のやぐらには足利一族の墓石が並ぶ。フランスのロアール渓谷沿いの古城。その裏山のやぐらには貴族一族の墓石群がならぶと言うことを教えてくれた。
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